Kaz_g’s diary

one for all, all for one

忙しい年の瀬あと何します?

今日は12月28日、今年も残すところあと3日です。

 

『一年があっという間』

 

そんな声をよく聞きます。

 

慌ただしい生活は、時間を短く感じさせるのでしょうか。

 

年々この時間の経過速度は、速くなってきている感じがします。

 

最近読んでいる本、

 

仕事の「生産性」はドイツ人に学べ

「効率」が上がる、「休日」が増える

隅田 貫 (著)

 

には、日本とドイツの生産性の違いについて、書かれています。

 

ざっくり説明すると

 

日本人はドイツよりも、長く働いているのに

 

生産性は低いそうです。

 

この本の著者、隅田 貫 さんは20年ほど

 

ドイツで働いた経験があるそうです。

 

隅田さん曰く、日本人の生産性の低さの

 

要因の一つとして、消費者の満足を軸に

 

あらゆるサービス、商品が提供されている。

 

それに対して、ドイツは労働者が主体。

 

つまり、日本の『お客様を大切にする商売』

 

これは、ドイツに比べると『過剰』なのではないか

 

そのような趣旨の内容を、書かれています。

 

言われてみれば、この主張は身近に確認することができます。

 

 

著者はドイツの電車について

 

ドイツの電車は定刻に来ることは、あまりないそうです。

 

一方、日本では2~3分の遅れでも、お詫びのアナウンスが

 

何度も繰り返されます。

 

このような現象は、電車に限らず多く見受けられます。

 

当たり前ですが、この『お詫びアナウンス』

 

これを何度も繰り返すには、労力がかかります。

 

つまりコストが発生するわけです。

 

日本にはこのような『過剰』ともいえる

 

サービスが当たり前になっています。

 

最近は郵便の到着日が遅くなったり

 

いろんな仕事の速度が落ちてきている感じがします。

 

人手不足や、働き方改革による就労時間の短縮

 

その他の複合的な要因によって、以前よりも

 

サービスや商品のクオリティが、さがっています。

 

このことにより、いい面と悪い面があるとすれば

 

僕はこのいい面にフォーカスしたいと思います。

 

いい面、それは

 

ちょっと不便になること。

 

いや、ダメでしょ!

 

不便になるのがいい面ってなに?

 

そうですよね。

 

もう少し聞いてください。

 

この現代ではあらゆるサービスが

 

とても高い品質で、提供されています。

 

いま、このクオリティが下がりつつある

 

そこで、サービスの恩恵にあずかる人が

 

どう反応するか?

 

『ま、しょうがないよね』

 

これが、今の日本には必要なんではないかと

 

思うのです。

 

経済、人口、多くの指数が拡大していた昭和。

 

対してこれらがどちらも縮小している令和。

 

そう、いまボリュームは小さくなっているのです。

 

サービスだけが向上し続けるには、リソースをみても

 

無理がある。

 

いま必要なのは、人の寛容さ。

 

1,000文字です。

 

ではまた!